6月30日の大祓（おおはらえ）の前後に
多くの神社で茅の輪（ちのわ）くぐりが
設置されました。
茅の輪くぐりとは、茅草を輪っかの形に
大型サイズで束ねたものを境内に設置し、
これを3回くぐってケガレを祓い清める神事です。
茅の輪は、多くの茅やそれに代わる草を使い
（軽トラック約2台分だそうです！）、
多くの人手によって作られます。
年によっては出来映えに差がでるとか (^^;
そこで今日から、大祓の前後に私が訪れた神社で拝見した
「茅の輪くぐりコレクション」をご紹介します！
作り手の人々の、技と汗の結晶ですね。
心して拝見させて頂きます！
各神社の個性が出ていて面白いですよ。
■寒川神社
筆頭は、全ての災いを取り除くという
日本で唯一の「八方除け」の守護神、寒川神社です。
厄落としにぴったりですね。
【ご祭神】
・寒川比古命（サムカワヒコノミコト）
・寒川比女命（サムカワヒメノミコト）
テレビ関係者には「視聴率祈願の神社」として知られるなど、
“八方”というだけあって、実用的な開運力や
種々のスイッチ切替え力を持っています。
相模国（神奈川県の一部）の一宮、伝統と格式のある神社です。
●寒川神社の茅の輪
細身の正円形にスッキリと束ねられて
シンプルかつ美しい茅の輪です。
背後にある荘厳な拝殿ともベストマッチ。
上・左右方向にキッチリ等倍で伸びる真竹も
八方を司る神社ならでは！？
次回は、茅の輪くぐりコレクションの第2弾、
日本神話の英雄・ヤマトタケルノミコトとご縁の深い
「北口本宮冨士浅間神社」と、
金運神社で知られるユニークな「新屋山神社」
の2社をご紹介します。
同じ茅の輪でも、かなり違いますよ。お楽しみに！
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