神社参拝で開運するために、まず最低限抑えるべきポイントは、
神様に敬意を持って礼を尽くすこと。
敬意や礼儀を尽くす人を大事にして応援したくなるのは、
人も神様も同じですね。
そのために、神社を訪れて参拝するときは、
守るべき作法やマナーがあります。
この作法にはそれぞれ意味があります。
正しい作法はちょっと細かいので、
慣れないと難しく思うかもしれませんが、
意味を正しくとらえれば、流れるように自然にできますよ (^^
■鳥居の作法 ~ 鳥居をくぐる前に一礼を
鳥居はご神域と外界の境界に存在する「結界」です。
鳥居の内側に入ることは、ご神域に足を踏み入れることになります。
●1.鳥居の前で端側に立つ
鳥居や参道の中央は、正中(せいちゅう)という神様の通り道になります。
そのため、鳥居の中央は避けて左右どちらかの端側に寄って立ちます。
●2.鳥居の前で一礼
鳥居の前で浅く一礼をします。
腰を15度ほど追って頭を下げる「揖(ゆう)」という作法です。
●3.外側の足から境内に入る
鳥居をくぐるときは、正中から外側の足から踏み出します。
これは神様の通る正中に背を向けないためです。
●4.鳥居をくぐるごとに一礼
大きな神社の場合、鳥居が複数あります。
その場合は鳥居をくぐるごとに一礼をします。
社殿から遠い方から、一の鳥居、二の鳥居、三の鳥居となり、
鳥居をくぐるごと聖域が高まります。
神社を出るときも、鳥居をくぐるところで社殿に向かって一礼をします。
■参道の作法 ~ 参道の中央は歩かない
参道の中央は正中(神様の通り道)になるので、
中央を避けて左右どちらかに寄って歩きます。
正中はなるべく横切らずに歩き、
横切るときは浅く一礼をします。
礼儀をもって心穏やかにゆったりと動くのが、
その場のよい気を頂き、神様を感じるポイントですよ。
次回は、「手水」の正しい作法を紹介します。